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『桃太郎』のお供はなぜキジだけ鳥でなく種類で書いているのか?!

みなさんご存知、日本人なら誰もが知っている昔話『桃太郎』の構成について違和感を抱いておりますので、ここに記載していきます。

 

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1.『桃太郎』の違和感

「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。おじさんは山へ芝刈りに、おばさんは川へ洗濯に行きました」と始まるのはご存知かと思います。

 

「桃から子供が生まれるって」

「桃切る時に桃太郎も切ってしまわない?!」

「いや!動物たちはきびだんご食べないしw」

「キジは戦力になるの!?」

 

っていうスタンダードツッコミはありますが、ここは昔話なので目を瞑りましょう。

 

それよりも、桃太郎がお供に率いる『犬、猿、キジ』についてです。

 

キジだけ種類なの!?

例えば、

『秋田犬、ニホンザル、キジ』

『犬、猿、鳥』

なら分かりますよ?

とにかくキジだけ浮いてるんですよ!!

まぁここは落ち着いて、桃太郎のルーツについて調べると何か見えてくるのではとのことで、事項にて調べてみました。

 

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2.『十二支説』と『吉備津神社縁起物語説』の二説あり

 

2-1.十二支説
十二支は時刻と方角を表すもので、北東は鬼門とされています。
鬼門とは文字通り鬼が姿を現す門で、この鬼に対抗するにはちょうど反対側、裏鬼門と呼ばれるところに位置するのが、申、酉、戌というわけで、強力な味方としてこの3匹が家来になったという説。

 

2-2.吉備津神社縁起物語説
岡山県吉備津神社の御祭神、吉備津彦命が、犬飼部の犬飼健命(いぬかいたけるのみこと)、猿飼部の楽々森彦命(ささもりひこのみこと)、鳥飼部の留玉臣命(とめたまおみのみこと)を従えて鬼退治したという伝説が伝わっています。
この犬飼部=犬、猿飼部=猿、鳥飼部=鳥になったという説。

 

いやいや『吉備津神社縁起物語説』だったら『犬、猿、鳥』だし、

『十二支説』だったら百歩譲って『ニワトリ』じゃないか!

 

ルーツからキジであることが証明できなかったので、次にキジとなったルーツについて事項で調べてみました。

 

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3.キジである理由

理由としては、キジは日本の国鳥だということにあるそうです。
古来から天皇家などに献上するのにキジを使われていたということもあり、とても大事な鳥で日本を代表する鳥といえばキジということだったようです。

 

ん〜、「だからキジなのか!」とはならないですね。

 

ですが、頭を捻らせて次項にて私なりに「キジ」であることを結論付けました。

 

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4.昔の日本は動物を種類区分することが少なかった?!

 

日本を代表する犬といえば柴犬ですが、昔は柴犬がたくさんいて、普通に柴犬という種類での認識でなく、「犬」という認識にあったのではと思います。

 

同様にニホンザルも「猿」としての認識が強くあったのではないでしょうか。

(こちらについては現在でも猿といえばニホンザルっていうイメージは強いと思います)

 

一方、鳥は昔からたくさんの種類が認識されており、当時に鳥を代表する「キジ」として記されたのではと思います。

 

よって、『桃太郎』を書いた人は「柴犬、ニホンザル、キジ』をイメージしながら、「犬、猿、キジ」と書いたということで結構付けます!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!少しでも共感できましたら、以下「いいね!」頂けると幸いです。

 

以上、なななんトンでした!